私が会食恐怖症になるまで③

会食恐怖症

※私が会食恐怖を発症するまでの出来事を記載しております。

20**年6月

制限が少し緩和され、3か月ぶりに彼と会えることになりました。

彼は、久しぶりに再会できるしとちょっといいレストランを予約してくれました。

正直私は、「コース料理か・・心配だな」と思いながらも、彼の厚意を無下にはできないと思い「うれしい!ありがとう!」と言いました。

今思うと、正直に話して無理をしなければよかったのにと思います。

彼と久々の再会はとっても嬉しく、お互いに久しぶりに会えたことを喜びました。

その夜、彼が予約していたレストランへ行きました。前菜からかなりのボリュームがあるレストランで、私は1皿目で胸のつかえ感、飲み込みづらさを感じていました。おいしいと喜ぶ彼の前で、私の顔は引きつっていたと思います。3皿目で気持ち悪さを感じ一度トイレに行きました。吐き気はなかったものの、気持ち悪さと胸のつかえをとるために口に指を入れて嘔吐をして席に戻りました。

そのあとはあまり覚えていませんが、何とかコースを終え、ホテルに戻りました。

ホテルで飲むように買っておいたワインとおつまみは、コースを終えてリラックスしているからなのかなぜか食べれたし、その次の日のランチは外でサンドイッチを食べることにしたので、あまりプレッシャーを感じずに食べることができました。

【症状】

・コース料理に対する不安感

・飲み込む際の困難さ、胸の違和感

・何度も嘔吐すること

・ゲップが頻繁に出る

さすがに自分の症状に違和感を覚えました。インターネットで自身の症状を検索すると

「呑気症」「逆流性食道炎」「摂食障害」等がヒットしました。

症状のチェックリストで自身の症状を確認すると、「呑気症」「逆流性食道炎」が近いのかなと認識していました。

病院に行き、症状を伝えると逆流性食道炎という診断を受け、胃酸の分泌を抑える漢方をもらいました。漢方を飲んでしばらく過ごしていましたが、家で食べる食事・友人との食事はなんの問題もなく食べれるため、漢方を飲むのは途中でやめてしまいました。

彼とは遠距離だったので、会えても月に1回程度、コロナの流行もあったので月に1回もあえていませんでした。なので、自分の症状はこのままよくなっていると思って過ごしていました。

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