※私が会食恐怖を発症するまでの出来事を記載しております。
20**年8月
夏休みを取得し彼に会うことになりました。食べれなかったらどうしようという少しの不安を抱えながら彼に会いました。不安は現実となり、彼との食事ではなぜか「飲み込めない」「飲み込んだら吐いてしまうのではないか」と不安になり、全然食べることができません。
私は、彼に嘘をつきました。「胃腸炎かも」とデートを中断し、私は病院にいきました。
正直に症状をいうことが怖かった私は、「嘔吐」「腹痛」の症状を伝え、胃腸炎と診断されました。胃腸炎だったし仕方ないねということになり、彼はあまり気にしていない様子だったと思います。
せっかく久しぶりに会えたのに、デートを楽しめなかったことを私は申し訳ないと思っていました。
会食恐怖症という病気を知る
自身の症状が身体的なものではなく、精神的なものではないかとこの時から内心気づいてはいたものの、認めたくない自分がいて、医師にも正直に相談することができませんでした。
自身の症状についてインターネットで調べ、私は「会食恐怖症」という病気を見つけました。
会食恐怖症に関する書籍等を見ると、共通する点が多くあり、自分は「会食恐怖症」かもしれないと思いました。
ただ、インターネットで取り上げられている内容に比べて自身の症状はそこまで重くないと思ったこと・社交不安障害の1つであり自分が精神疾患になるわけないと向き合うことを避けてしまいました。
また、症状がでるのは彼と食事をするときだけだったので、日常生活には特に支障はなく過ごすことができていたことも、今後会食恐怖症を悪化させる原因になったと思います。
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